塗り替えのキーポイント

塗装は塗り替えのキーポイント

もちろん住環境を考えた塗料で塗り替えをしたいものです。住まいの塗り替えの決め手になるのは塗料です。特に外壁部分は、塗り替え面積が大きいため、塗料の選択によって仕上がりのイメージに大きく違いが現れます。塗り替えを際立たせる『機能特性』『デザイン特性』『コスト特性』をポイントにご相談させていただき、最適な塗料をお選びください。
1.低汚染性
  • ゴミやかび、ホコリが付着しにくく、外壁をきれいに保ちます。
2.透湿性
  • 湿気は建築部材の大敵。外からの雨水を通さず内部から湿気を放出する機能です。
3.防水効果
  • 雨水の浸透は、建築部材内部のさび、腐食、欠損の原因となります。
4.耐候性
  • 外壁の劣化・汚れを促進する風雨や紫外線などの自然条件から壁を保護する機能です。
5.弾性
  • ひび割れを放置しておくと外壁のはげ落ちや漏水の原因になります。弾性塗膜には、下地のひび割れを表面でくい止める柔軟性があります。

1.耐用年数
  • 次の塗り替え時期の目安になるのが、それぞれの塗料の耐用年数です。塗料価格が安価でも耐用年数が短ければ、実質価格は割高になるわけです。

1.カラーリング
  • 塗り替える色の選び方ひとつで住まいイメージは一変します。ご相談の上、あなたの住まいに最適の色を見つけてください。
2.テクスチャー
  • テクスチャー(模様・形状)も住まいの個性を表現する大切な要素です。カラーリング同様、住まいの美観と環境を引き立たせるバリエーションを用意しています。
3.光沢(ツヤ)
  • 同じ色・模様でも表面の光沢(ツヤ)の有無によって印象は大きく変わります。


無料診断 塗り替えのキーポイント

大事な住まいの塗り替え時期に出てくる症状を紹介いたします。あなたの住まいは大丈夫ですか?

屋根スレート瓦(カラーベスト)の劣化モデル

波形スレート屋根
【部材】
 波形スレート屋根

【状態】
塗膜が劣化し下地が見えている。
防水性に欠け雨漏りの原因となる。
ヒビ割れが発生しやすい。
カラーベスト屋根
【部材】
カラーベスト屋根

【状態】
部材が風化し、カラー骨材がはがれている。
カビとコケが生えている。
防水性に欠ける。
角波折板屋根
【部材】
角波折板屋根

【状態】
錆が発生し表面が劣化している。
全面錆びない内に塗替えが必要。
モニエルスレート瓦
【部材】
モニエルスレート瓦

【状態】
瓦の破損がある。
(部材の劣化進行、地震又は機械的破損)
至急手当が必要。

外壁モルタル・サイディングの劣化モデル

鉄筋コンクリート壁
【部材】
鉄筋コンクリート壁

【状態】
左側:雨じみ(かび・コケ)等の汚れ、変・退色が著しい。
右側:全体的に脆弱で簡単にボロボロ落ちる。
外壁モルタル面
【部位】
外壁モルタル面

【状態】
旧塗膜の減耗が著しく、モルタルが露出している。
下地材が腐食しない内に補修が必要。
窯業サイディング壁
【部位】
窯業サイディング壁

【状態】
サイディング目地シーリングの劣化と壁の塗膜の劣化が進んでいる。
雨漏り寸前の状態
至急シーリングの打ち変えが必要。
ALC軽量コンクリート壁
【部位】
ALC軽量コンクリート壁

【状態】
ひびわれが多発し、剝落がある。
鉄骨のさび、破損が著しい。
モルタル壁
【部位】
モルタル壁

【状態】

左側:雨じみ、(かび・コケ)等の汚れが著しい。
汚れ、カビが付着している。褪色している。
⇒放置しておくと雨がしみこみ、脆弱化します
右側:1m/m以下の小さいクラックが多発している。
モルタル壁
【部位】
モルタル壁

【状態】
1m/m以上の大きいヒビ割れができている。
⇒放置しておくと漏水や外壁の乖離に。
モルタル壁
【部位】
モルタル壁

【状態】
左側:モルタルの極端なわれがあり、雨漏りがある。
右側:モルタルの剝落があり、外壁から漏水する。
放置していると躯体自体が傷みます。

鉄製品の劣化モデル

玄関口フェンス
【部位】
玄関口フェンス

【状態】
左側:塗膜の風化がある。塗膜の剥がれがみられる。
右側
:変・退色が著しく、白亜化がある。

ベランダ手摺
【部位】
ベランダ手摺

【状態】
左側:塗膜の風化が著しく赤錆が多く発生している
⇒さらに鉄の腐食が進行します。
右側:塗膜のはがれがある

ステル雨戸
【部材】
ステル雨戸

【状態】

塗膜のハクリとサビ
(穴の開かない内に手当を)

防水工事の劣化モデル

木造三階建屋上
【部位】
木造三階建屋上

【状態】

ポリマーセメント系樹脂防水層のふくれ、表面の損傷。
歩くと水が吹き出てくる
(現状 雨もれ状態)
4階建マンション屋上
【部位】
4階建マンション屋上
下地の補修(コンパネの捨て張り)

【状態】
塩ビシート防水のヒビ割れ。
フクレと劣化。(施工中)
新しい排水口の取り付け。水たまりの発生。
2階建バルコニー
【部位】
2階建バルコニー

【状態】
FRP防水の劣化。
表面のトップコートと防水層のヒビ割れ。
水たまりが発生。
2階建事務所屋上
【部位】
2階建事務所屋上

【状態】
ウレタン防水、ウレタンゴム劣化。
表面保護塗装のメクレ。
雨漏りが発生。

カラー鉄板の劣化モデル

瓦棒・カラートタン
【部位】
瓦棒・カラートタン

【状態】

左側:変・退色が著しく、白亜化がある。
右側:白亜化が著しく、また流れサビがみられる。
瓦棒・カラートタン
【部位】
瓦棒・カラートタン

【状態】
赤サビの発生、ふくれ、われなどがある。塗膜が剥がれて発錆している。
⇒放置しておくと腐食していきます。

リフォーム時期の参考

※建物の環境、形状、構造、塗料の材質によって耐用年数が異なりますが、リフォームに望ましい時期の参考にしてください。
 スレート屋根のリフォーム時期 8年~12年
 トタン屋根のリフォーム時期 7年~10年
 外壁のリフォーム時期 10年~
 防水工事のリフォーム時期 10年~15年

※取り扱い塗料メーカー
日本ペイント・旭ガラス・AGCコーテック・エスケー化研・ガイナ・関西ペイント・オリエンタル工業・山本釜業・
その他全塗料メーカー可
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